トイプードルの成犬の平均的な体のサイズは体高24~28cm、体重3kg~4kg前後。最近ではトイプードルよりも体の小さな「タイニープードル」「ティーカッププードル」なども飼育頭数が増えていますが、ここでは一般的なトイプードルにおすすめのキャリーバッグについてご紹介させていただきます。
さて、トイプードルにキャリーバッグを選び与える際のポイントですが、まずは、サイズ感についてです。
Point1, トイプードル1頭を入れて持ち運ぶキャリーバッグであれば、耐荷重4kg~10kg程度収まる小型犬用キャリーバッグで問題ありません。
トイプードルは大柄な子になると体重5kgを超えるサイズのワンちゃんがいて、耐荷重~5kg未満の小型犬用サイズのバッグでは少し小さいと感じる場合もあるかとおもいます。
その場合には耐荷重7kg~10kg程度余裕をもって選ぶことをおすすめします。
Point2, 子犬にバッグを購入する場合は成犬になったときの大きさを想定して用意する
成犬時の体重 | 2.5kg | 3.0kg | 4.0kg |
生後2ヶ月目 | 800g | 1.0kg | 1.3kg |
生後4ヶ月目 | 1.6kg | 2.0kg | 2.6kg |
生後6ヶ月目 | 2.3kg | 2.8kg | 3.8kg |
生後8ヶ月目 | 2.5kg | 3.0kg | 4.0kg |
トイプードルは子犬から成犬への成長過程(特に生後半年までの間)で一気に体格が大きくなる犬種です。生後7ヶ月頃をピークに増加ペースは穏やかになり、成犬へと成長していきます。
子犬のうちからキャリーバッグを買い与えたオーナーさんの中には「買うタイミングを早まってしまった」「購入後半年後に窮屈で収まらなくなってしまった」「成犬になってから買えばよかった」などサイズ選びを誤ってしまったという声をよく耳にします。
成長過程にある子犬にバッグを用意する場合は、成犬になったときの体のサイズをある程度推察してから購入するようにすると長く使うことができるということになります。
Point3, トイプードルは学習能力に優れた賢い犬種。幼犬のうちからバッグの出入りにしっかり慣れさせれば、どんなバッグでも使いこなすことができます。
トイプードルは小型犬のなかでも、物覚えがよく、しつけのしやすい犬種と言われています。ボールやおもちゃを使って、キャリーバッグが楽しい空間であることを理解させるトレーニングを行いましょう。
トイプードルにおすすめのキャリーバッグBEST10!
バッグ出入りのトレーニングは何才から?
この質問に対する答えは、「早ければ早いほうがいい」というアンサーになります。
犬は私たち人間が思っているよりもはるかに物事の吸収スピードが速く、特に生後間もないうちから、目に触れて慣れることはとても大事なことだと言われているんですね。
だから、「キャリーバッグに入るとご褒美がもらえる空間なんだ」「キャリーバッグに入ると外に散歩に連れて行ってもらえるんだ」という良いイメージを植えつけることを早いうちから取り入れて習慣化させることが重要なんですね。
いくら賢いトイプードルでも訓練はしたほうが良い
「我が家のトイプードルは大人しいし人懐こいから、初めてのキャリーバッグも大丈夫」と過信していると、いざ本番で意外な苦労をしいられるかもしれません。
どんなに頭の良いトイプードルであっても、予めバッグへ入って社会へ出るということに慣れさせましょう。
前抱きできるバッグであれば、できるだけ正面でオーナーさんが見える状態から練習をはじめ、見慣れた景色の近所を移動してみたり、ゆっくりと公園を散策してみたり。
少し慣れてきたなと感じたら、ショルダータイプのバッグに切り替えてみたり、ペットカートに乗せてみたり、いろいろなタイプのバッグで外出してみると良いでしょう。