ゲージ サークル ベッドは必要?室内犬との暮らし【ワンNAVI】

ケージの中の犬

 

犬を室内で飼う際、体調面の管理と安全面の配慮からケージで飼っているという方が多いのではないでしょうか?

 

「ケージに入れるのが可愛そう」「もっとのびのび。自由に過ごしてもらいたい」というお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、抵抗がある方はケージに犬を「閉じ込める」のではなく「安全な空間へ入れてあげる」という風に考えると心が痛まずにできるかと思います。

 

ペットアドバイザー sana.suzuki
ケージやサークルは特に外出時など、自宅に家族が不在になる際にも役立ちます。

 

 

最近のサークルでは、トイレや給水機、ベッド等、様々な必需品を完備しておくことができ、さらには、サークルを加工してクレートを繋げることで、下に電気のホットマットを敷き、冬の床暖房を演出するなんてことも可能な商品があるので、やはりあると便利なんです。

 

また、幼犬のうちは特にサークルやゲージの存在が大事で、仮に自由に生活させてしまうと、誤飲だったり、高いところからジャンプして怪我をさせてしまったり、エアコンや暖房器具の風向きの良くないところに居て体調を崩してしまったりと、室内といえど、良くないことがたくさんあるので。やはり、愛犬の居場所としてのケージやサークルはとても大事な空間なんですね。

 

我が家の愛犬には何が必要かを考え、カスタマイズするのも楽しみの一つですよ♪

ゲージやクレートの汚れや臭いについて

 

編集部 wan.jiro
室内に犬小屋を設けた際、一番大変なのは、汚れやニオイ対策についてです。

 

 

例えば、リビングに大きめのゲージを設置して、その中にクレートを設置。
トイレには水を入れてあり、トイレがある半分だけ水拭きできるプレート板のようなものを敷く。
クレートの下にはカーペットのようなマットを設置、あるいはクレートは使わず、室内放し飼いにしているような方。

 

このような何層にも重なった構造の犬小屋を設置したときは、雑菌や犬の汚れの掃除を小まめに掃除しなければなりません。

 

また部屋の床は、実は雑菌の住処で雑菌臭の原因にもつながります。
人間や犬の足の裏から出る汗や皮脂が付着しており、水拭きで水分を含んだ菌が臭うため、小まめに水吹きする必要があります。

ケージを室内のどこに設置する?

 

編集部 wan.jiro
部屋の中でも、居場所によって気温は数度違ったりするものです。

 

 

例えば日中、日光のあたりやすい窓際や、暖房(エアコンなど)の温風の風向きにあるところなどは、夏は暑く過ごしにくく、冬は暖かく過ごしやすいところになります。また、室内の温かな空気は天井付近にたまりやすく、部屋の空気は上が温かく、低いところが寒くなります。
これらの知識を踏まえ、冬場、ケージやベッドを寒いところから暖かな位置へ移動させるのが良いのでは?と考えてしまいがちですが、じつはこれが逆に犬が体調を崩す原因になったり、安全面で危険を犯してしまうことにもつながりかねません。

 

室内犬の寒さ対策はケージやベッドの中に

 

室内にケージやベッドといった犬の居場所がある場合、ご家族やご自身が起きて生活して起きている時間帯はエアコンや暖房器具の影響で、寒く凍えるようなことはないかと思います。

 

しかし就寝後はかなり冷え込むため、ケージやベッドといった犬が休む空間の中に一工夫こらすと良いでしょう。

 

例えば、ブランケットや毛布をケージの上にかけて暖かい空気を逃がさないようにすること。
または、そういった空間の中に保温性の高いフリースのような材質のものを置いておくこと。
隙間風やコンクリートの壁が冷たく感じるような作りの家ではケージと壁の間にダンボールを挟むなどの手段も有効です。

 

暖房器具を使って強引に寒さ対策を行うのは、あまりよくありませんし、場合によっては危険です。

 

1月、2月は特に、寒さの厳しい地方では、保温の工夫なくして冬を過ごすのは困難です。
出来る限り自然な形で保温効果を高められるよう、アイデアを凝らせてみましょう。

 

犬小屋やリビングの床のお掃除方法

 

ペットアドバイザー sana.suzuki
ドラッグストア等で市販の部屋吹き用洗剤を使うのももちろんOKですが、薄めたアルコール水をスプレーし、乾拭きで殺菌掃除することもおすすめします。

 

 

犬のクレートであれば、犬用除菌消臭剤などをスプレーして乾拭き後、水拭きすると良いでしょう。
または犬用除菌消臭剤をスプレーの後、水拭きすることで嫌な雑菌の臭いは消えます。

 

また、トイレトレーの隙間などは特にはみ出したおしっこが溜まって臭う部分です。
トイレ部分の角を囲み、少しはみ出す程度にシートを敷けば尿のはみ出しは防ぐ等の工夫もおすすめです。

 

毛布等の敷物は、1週間に1度以上は掃除をしましょう
洗濯石鹸はできれば、犬にも人間にも優しい無添加のものがおすすめです。
泡立てて洗って5分放置して濯ぐなど丁寧に洗いましょう。
トイレは飛び散ったおしっこの範囲も考え周囲を広く掃除しなければ臭いが残ります

犬用にベッド・カドラーを選ぶときのポイントは?

 

室内で飼っているほとんどの犬猫が、夏はタイルやフローリングの上で涼んで生活し、冬は犬用でも人用でもフカフカの寝床の上で丸まって寝てしまう傾向があります。

 

エアコンをつけていても、なかなか気温が下がらない真夏の猛暑日などには絶対にマットの上では寝ませんが、冬の季節はあっさりとマットの上でも寝てしまいます。

 

これは単純に人が暑いと感じた場合、犬は人間よりも暑いと感じていますし、人が寒いと感じたら犬も人と同様に寒いと感じる、つまり温度・気候に応じた行動を取る結果です。

 

高齢犬の場合、冬は寝る時に上から軽い毛布などをかけてあげると良い体調管理ができます。
犬は10歳を超えると高齢犬となり、からだの体温調節もしづらい体質へと変化します。
冷えが厳しい日には、温度低めで暖房をつけたまま就寝するなど、気温管理に注意しましょう。

 

ペットアドバイザー sana.suzuki
犬にベッドを用意する際には、①洗いやすい、②掃除しやすい、③ダニ対策ができる製品を選ぶのがおすすめです。

 

 

中型犬ぐらいの大きさの犬には、ある程度の大きさの寝床を確保しなければなりません。
クッションや座布団では小さすぎて仮設ベッドにもなりません。

 

柴犬、コーギー、ミニチュアシュナウザー等の中型犬を対象としたベッド・カドラー・ケージを選ぶときは両足を広げて寝れるくらい余裕の大きさが欲しいところです。

低反発素材のベッドやクッションは室内犬の床ずれ予防になる?

 

編集部 wan.jiro
犬の平均寿命は10年~15年。小型犬で長生きする犬種であっても15歳を過ぎると立派な高齢犬です。

 

 

だんだんと膝関節や体の節々に歪みが生じ、歩行がおかしくなってきたり、足を引きずるような仕草をみせたり食欲も元気もなくなってきますが、どんなに老いてもたくさんの思い出を一緒に作ってきた大切な家族です。

 

お部屋で一緒に過ごしている日常の時間ぐらいは快適に過ごさせてあげたいと願うのが飼い主の心情ではないでしょうか?

 

高齢になるにつれ少しづつ心配になってくることが犬の床ずれです。
床ずれは人間でも高齢になって寝たきりになってくると発症する皮膚病ですが、犬も同じです。
皮膚に穴が空くことで、痛みを伴い、睡眠を妨げるほど病んで苦しむことになります。

 

医学的には、血行不良により皮膚の一部が壊死してしまうことで起こりますが、そもそもの原因は、室内で過ごす際の体勢であったり、床の固さなどに起因する病気でもあります。

 

たとえば、固いフローリングやコンクリートの床に長時間居座るのが癖になっている犬は床ずれになりやすく、逆にリビングの柔らかな場所(クッション性のあるところ=じゅうたんなど)を定位置にしているワンちゃんは床ずれになりにくいです。

 

固い床での生活は床ずれだけでなく、膝蓋骨脱臼股関節形成不全などにも影響する可能性もあります。
ぜひ若い年齢のころから、低反発のマットレスやベッド、クッションなどを利用する習慣をつけ、床ずれ予防を行いましょう。

 

ケージの中からお手する犬
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