
まずは大型犬のからだの大きさについてですが、体重がおおよそ25kg以上~30kgぐらい。中型犬よりもさらに一回り大きく体重も重い犬種のワンちゃんたちのことが大型犬と呼ばれています。日本で飼育頭数の多い大型犬種で考えるとラブラドールレトリバー、ゴールデンレトリバー、シベリアンハスキー、プードル、バーニーズマウンテンドッグ、ダルメシアン、ドーベルマン、その他、秋田犬やセントバーナードなども有名なところでしょうか。性格がおっとりしていて、どっしり構えている印象があるのが大型犬の特徴で、盲導犬、警察犬に象徴されるとおり私たち人間を逆に引っ張ってリードしてくれるような力強さのあるサイズのワンちゃんたちです。
ポイント1, 大型犬を担ぐ・背負うタイプのバッグはほぼ売られていない
次に「そもそも大型犬が入れるサイズのキャリーバッグがあるのか?」という点について考察してみたいと思います。
残念ながら体重25kgを超えるサイズのワンちゃんになると背負う・担ぐといった方法で外出することが困難なため、大型犬を入れることを目的としたリュック・ショルダータイプのバッグはほぼ作られていません。
ポイント2,では大型犬はどうやって外出する?
基本的に大型犬との外出はキャリーカートやハードタイプの犬用クレートが望ましいです。
イメージとしては私たち人間の赤ちゃんを乗せて移動する乳母車のようなものを想像してもらえると判りやすいかと思います。
あるいは自宅で使用するようなケージような形状に便利なハンドルが付いていて、下部にキャスターが付いていて車輪で移動するクレートタイプの商品もおすすめです。
ポイント3,飛行機に乗せるならIATA基準をクリアした商品を選ぶ
IATA基準とは233の航空会社が加盟する国際航空運送協会(IATA)が定めた安全運航上の基準のことでペットキャリーについても様々な基準が定められています。なかでも、キャリーに犬が収まる場合には、立ったり横になったり向きを変える動作ができる広さの確保や換気口に関する事項、メッシュ構造の必要性などについても触れられています。飛行機に乗せることを前提として商品を選ぶ際には、このIATA基準をクリアしていることを明記している商品を選ぶことがひとつポイントとなります。

大型犬におすすめのキャリーカート・バギーBEST10!











また、災害時の避難用アイテムとしても大型犬を乗せて移動するバギーorカートのようなアイテムが一つあると安心ですね。